うちは サスケ君へ
元気にしていますか?
私の事ちゃんと覚えてますか?
回りに迷惑をかけて誰かを困らせていませんか?
とても心配です。
半年がたちました。私の君といない半年は長くてどうしようもない毎日です。
君といた、赤い花に夢中になっていた半年の短さを私は知っているから。
赤い花がどうなったのかはわからないけど。
私のことを少しだけ書こうと思います。
私は今、暖かなご夫婦に包まれてうまくやっています。
そのご夫婦は、娘さんが病気で亡くなられたそうです。
結婚もしてないし子供もいないけど誰かのいない悲しさを知ってたから。
今は学校にもう一度通っています。(ご夫婦がすすめてくれました。)
将来私、になりたいから。
あの日、君の事を私を送り届けてくれた男の人に聞きました。
「あいつもね、君と同じくらい悲しい思いをしているんだよ。」って。
私たちは確かにあんまり運とかよくないし悲しいことに会うのは多いよ。
でもそれもちゃんといつかプラスマイナスゼロになると思うのね。
私はもうそれについての幸せは手に入れられた。
私は君に会えたからもうそれでいい。
君に早くそれについての幸せが来るといいと思います。
下忍にちゃんとなれたのかわからないけどなったと信じてます。
「もしもあいつが俺のとこにきたら面倒はそれなりに見るよ。」
と、男の人は言ってたけどどうなんだろう?
誰かに迷惑かけてないよね?
ちゃんとグループの輪に入らないとダメだよ。
私はいないから。私がいないのは確かなことなんだから。
いないのに探したっていないっていうことが証明されるだけ。
でもまたいつか会える。そう思うくらいなら許されるから。
忘れないでね、なんて言ったけど忘れてもいいよ。
私はいろいろなものを君からたくさんもらったから。
悲しい部分を楽しい事で埋めてくれるならいいなーと思います。
大好きな人ができたらその子の側にいてあげてね。
その子を幸せにしてあげてね。
住所は教えてあげることはできません。
君に書く手紙もこれで最後になると思います。
遠いけど一緒にがんばろうよ。
無理をあまりしないでください。
時々がんばりすぎると君は回りを見失うから。
いつでもここで応援しています。
大好きでした。
より
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